歴史上BCGの全員接種をしたことのない国はアメリカとカナダとイタリアで、アメリカとイタリアでは事態が深刻化している。
かつては全員接種をしたが、数十年前にやめた国がヨーロッパ(除くポルトガル)とオーストラリアとニュージーランド。
ポルトガルは死亡者数が少ない。その他の国では全員接種をしてきた訳ですが、BCGワクチンにもいくつか種類があり、
ソビエト株、ブラジル株、そして日本株が有効な模様。イラクは日本株を使用していて、
イランとは違い死者が圧倒的に少ない。ドイツはかつて、東独はソビエト株を、
西独は改良されて弱くなった西欧株を接種していて、旧東独地域と旧西独地域で、
後者の方が感染者が桁違いに多い。但しベルリンは、地域的には東独の中だが、
西独の一部として西欧株を接種していたためか、西独同様に感染者比率が高い。
因みに韓国と中国は日本株を使っておらず、北朝鮮が日本株を使用しています。
日本は、ご存知のように感染者数も死亡者数も、対人口比でとても少ないです。
感染者数は、検査数が少ないからかも知れませんが、最終目的は死亡者数を抑えることにあるでしょうし、
肺炎で亡くなる方は日本でも毎日300人程度いる筈ですが、ちゃんとCTスキャンは撮って、
ウイルス性の疑いがあればPCR検査をしているとのことなので、死亡者数が少ないと云うのは事実だと思います。
統計的と云うか、データから帰納法的に考えると、日本株BCGワクチンは、
新型コロナウイルスに対して効いているように見えます。その考えられる理由が、
西川伸一先生のAASJによると、「詳細は省くが、他の研究結果も総合して、
BCGは直接IL-1βを誘導するが、これが血液幹細胞に作用してエピジェネティックスを再プログラムし、
さらにIL-1βなど重要なサイトカインが出やすい体質に変え、これがウイルス抑制効果につながるというシナリオだ。」
とのことです。要はBCGは、免疫システムを起動するスイッチを早く入れる効果があるようなのです。
これは、科学的にも根拠がありそうです。
本件については、オランダやオーストラリアなどでも臨床試験を始めているとのこと(
NHKのウェブサイト「豪 BCGワクチン 新型コロナウイルスに有効か臨床試験へ」)興味津々ですね。
これで日本人が安心であるとは、決して云いません。とにかく気を付けて、
色々と自制する必要があると思います。さはさりながら、科学的な興味もありますし、
継続して注目していきたいと思います
https://media.monex.co.jp/articles/-/13720
ポルトガル 感染9034人 死者は209人 イラク 感染772人 死者は54人 北朝鮮 感染0人 死者0人
残念ならがBCGに特別な効果がないことは数値で出てる
コロナ感染者と死者数
他国の総感染者数が今の日本と同程度の時の死者数
イタリア 感染3089人 死者107人
スペイン 感染2965人 死者84人
アメリカ 感染3499人 死者64人
イラン 感染3513人 死者107人
フランス 感染3661人 死者79人
日本 感染3123人 死者77人
統計学的に無意味な比較
じゃなんで広がってるの?