2020.7.15 11:30
カンニング竹山 「タレント人気ランキング」を鵜呑みにするな!
より抜粋
テレビ番組出演人気ランキングの他に、お笑い芸人のランキングも出ていましたが、そのランキングが「第7世代が圧倒的に人気、時代が変わりつつある」という記事仕立てで報じられると、それだけを見て疑問を持たない人は「そうなんだ、芸人も世代交代して、時代も変わりつつあるのかー」って納得する。印象操作というか、疑問を持たないとそうなりますよね?たしかに、お笑い第7世代って、すごい実力あって、僕も一緒に仕事をしていても楽しいんですよ。でも、実力があるから人気ランキングに若手が上がってきたわけでも、テレビにバンバン出るようになったのでもないんですよ。
どうしてこういうことが起きるかというと、一番は、視聴率の取り方がそして数字の出し方が変わったんですよ。世帯からコアにターゲットが変わり、15歳から49歳をスポンサーが狙っていますよとなって、だからテレビ番組の制作も15歳から49歳に焦点を当てる番組を作ってくださいね~となったんですよ。
テレビはいつの間にか世帯ではなくコアに向けたものになったんですよね。コア層、15歳から49歳をターゲットにするしかないってなったときに、若者相手にしなければいけない、だから若者をキャスティングしなきゃいけないとなる。そしてさらにこんな時代ですから、テレビ局もお金がないのでまだギャラの安い若手を集めれば、それで番組ができるわけですよね。なおかつ視聴者さんやスポンサーさんから苦情がでない番組を作るためにクイズ番組だ!漢字だ!インテリだ!東大だ!となっているわけです。しかしそんな状況でも『有吉の壁』のように頑張って勝負しているおもしろいお笑い番組も多々あります。
テレビ局もひとつの企業だから企業としては間違っていないわけですよね。間違っていないけど、先に若い子の数字取らなきゃ、お金がかからないように数字取らなきゃってなって、クリエイティブっていうことを全部カットしちゃっているんですよね。「俺はこういう面白いものを作りたい」とか、「叱られてもいいからバカみたいなお笑い番組を作りたい」とか、そこって一番大事な事なんだけど、そこじゃなくなっている。それよりも先に予算を減らす!コアの数字を上げる!それには若手を起用するんだ!ベテラン出したらダメだ!出すなら若手と絡ませろ!若い子だ!そして苦情が来ない!怒られない!ってなるわけです。
そういう番組を制作する側のカラクリであって、若手が台頭してきているのに、印象操作じゃないけれど、ランキングだけを見て「世の中、こうなんだ」って真実だってまかり通っていくというわけです。
ここで、もしかしたら今後怖いなって、個人的に思っているのが、15歳から49歳のコアをターゲットにしたけど、そんなにモノが売れないじゃないかってなって、50代、60代のほうがモノが売れるんじゃないか?だったら、コアじゃなくて、元のファミリーに戻せって!ってなったとき。いま起用されている若手はごっそり切られますよね。いまは、僕ら中堅からベテランがごっそり切られる時代に入ってきているんだけど、逆にコア層を狙うのが違うってなってなったときに、一転、若手たちがごっそり切られることになる。
そんなの、全て世の中の事情じゃないですか。コロナの影響とか経済の衰退もあるんだけど、いまの若手の起用って、事情に動かされているだけで、若手たちを本気で育てようとしているのか?っていう大きな問題もありますよね。
本来あるべき姿としては、テレビとかメディアが、新しいスターとか次のカルチャーを探す役割があると思うんですよ。流行やムーブメントを作り出すのがテレビなのに、それよりも各々の事情が先にきてしまっている。いまの事情にのっとった番組だけを作りますという状態。もし、何か事情が変わった時に、若手たちはいきなり切られてしまうのではないかということを僕は危惧している。
全文はソースをご覧ください
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勉強しろ
だとしたら今のテレビは相当おかしいぞ
竹山は神
つまりビデオリサーチが日本を操作してると
VR親会社の電通の思惑通りにテレビ番組が作られ、公然と世論操作が行われるてると
引用元: ・【カンニング竹山】テレビ局は「苦情がでない番組を作るためにクイズ番組だ!インテリ!東大!」「クリエイティブを全部カットしている」 [muffin★]