MCに登坂淳一、角谷暁子(テレビ東京アナウンサー)、解説におおたとしまさを迎え、「名門とはいったい何か?」常識を打ち破る教育現場に密着する。
今回特集するのは、「大阪府立北野高等学校」。ゲストにOBの山田五郎さんを迎え、名門たる所以に迫る。
創立148年の男女共学校で、生徒数は約1000人。始まりは明治6年に難波御堂内にできた「欧学校」で、何度目かの改称を経て、昭和23年、今の「大阪府立北野高等学校」に。
各界のトップを走る人材を多数輩出しており、卒業生は、漫画の神様・手塚治虫さん、日本マクドナルドの創業者・藤田田さん、
ノーベル化学賞を受賞した吉野彰博士、森繁久彌さん、橋下徹元大阪市長、ニュースキャスターの有働由美子さんなど錚々たる顔ぶれ。
現校長・萩原英治先生は、「自分がメジャーやお金持ちになるだけじゃダメ。彼らには能力が備わっていると思いますが、
その能力を人のために使わなくちゃダメだと生徒には常々言っています。北野の生徒は何事にも全力投球」と語る。
何事にも全力投球する姿勢は、どのように育まれているのか。2年生の教室をのぞいてみると、すでに3年生の内容を学んでいた。
生徒の机の上に教科書は見当たらず、問題集とノートのみ。教科書の内容は予習するのが当たり前で、授業ではひたすら問題を解くという。
OBでエレクトロニクス事業に力を入れる「日清紡ホールディングス」社長・村上雅洋さんは、
「学校は教わる場所だと思っていたが、自分で学ばなければいけないということを徹底的に叩き込まれた。予習をしなければ、単なるオーディエンス」と北野の授業の特徴を解説した。
理系に強く、医学部への進学実績も突出している北野。昨年は東大合格者11名、京大合格者は100名の大台に乗り、
3年連続京大合格者数日本一という驚異的な記録に。そんな秀才たちを鍛える、驚きの伝統がある。
北野伝統の二重跳びテスト。1年男子は前30回・後ろ10回、2~3年男子は前50回・後ろ20回の二重跳びが必須で、テストに合格するまで補講が続く。
保健体育の西田康子先生は「跳べない人は自分の体と向き合ってどうしたら良いか悩む。
縄を跳んだからといって、社会貢献や得することもない。努力することに意義がある、諦めない精神を生徒に伝えている」と、挫折を乗り越える大切さを語る。
過酷な伝統は縄跳びの他にも。学校のプールといえば25mが一般的だが、北野にあるのは50mプール。
ここでは水泳の過酷なテストがあり、往復100mを決められたタイムでクリアしないと補講が続く。
萩原校長は「理不尽なハードルを成し遂げられたことが、卒業してからの自信になる。社会に出て色んな壁にぶち当たっても、"乗り越えられるのは北野で培った精神力だな"と実感できる」と語る。
ゲストの山田さんは当時を振り返り、「願書と一緒に縄と数学Iのオリジナル問題集を渡されるんですよ。
入学するといきなり試験があるので、春休み中に問題集を終えて、二重跳びを出来るようにしておけと。
数学Iって普通は高校に入ってからやることだけど、中学までの数学の延長だから自力で出来るはずだって。でも、春休みは休みたいよね」と笑う。
理不尽なハードルを乗り越え、話題のヒット商品を生み出した人物も。OBの松田憲幸さんは、AI通訳機「ポケトーク」を発売した「ソースネクスト株式会社」の会長兼CEO。
「ポケトーク」はその正確さと対応言語の多さから医療機関などでも使われ、多くの外国人を乗せたダイヤモンドプリンセス号でも、
新型コロナクラスター時に活躍。松田さんは「成功している人の最大の共通点は、挫折。事業家にとって重要なのは挫折だと思う」と語る。
最後に山田さんは、「自分にとって北野は軍事教練。徹底的に厳しく体育をやったおかげで、バタフライも蹴上がりもできるようになった。そんな高校は他にない」と語り、
松田さんは「挫折と挑戦。大阪人の血が流れているのが北野の特徴だと思うので、挫折してもタダでは起きない。挫折を機に挑戦して、逆転の手段を考える気概が身についた」と締めくくった。
(以下略、全文はソースにて)
https://news.livedoor.com/article/detail/19729095/
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京大には価値はない
毎日7時間授業+放課後100分講座やぞ
俺の学校も退役軍人がえらそうにしてた
君が代強要で先生たちの人権を奪った
私の恩師も3人自殺した気がする
東大に行くとわかるが公立上位校出身の「やる気!元気!青春!」みたいな
あの気持ち悪さって言葉には表現できないものがある。