欧米のメデイアは一様に「感染拡大を抑制するには不十分な措置である」と厳しい評価を下しているが、緊急事態宣言を発令したことの成否は、「どこまで人の動きを抑えられる」にかかっている。
緊急事態宣言発令により、地方自治体は外出自粛要請と休業要請が行えるようになる。このうち休業要請については、罰則はないが要請に従わない企業名を公表することにより実質的な強制力を発揮できることから、「人と人の接触を8割減らす」という目標達成の切り札である。
だがその休業要請について、休業補償の是非を巡って国と地方自治体が対立している。
財政に比較的余裕がある東京都を除く6つの府県知事は「休業要請と休業補償はセットである」との態度を明確にし、これが認められなければ休業要請を行わない構えであるのに対し、国は「休業補償は現実的ではない」として応じる姿勢を示していない。
自民党の有力若手衆議院議員によれば、政務調査会の場で「休業補償を実施すべきだ」と主張したところ、「働かざるもの食うべからず」という自己責任論を振りかざす議員が圧倒的多数を占め、賛同者はほとんどいなかったという。
国は「欧米でも休業補償制度は存在しない」と説明しているが、英国やフランス、ドイツでは実質的に休業補償が行われていると言っても過言ではないだろう。
欧州と日本の間の休業補償についての温度差はどこにあるのだろうか。筆者は社会福祉に関する歴史的変遷の違いがその背景にあると考えている。
欧州では働きたくても働けない者を救う役割を古くからキリスト教会が果たしてきたが、「囲い込み運動」により大量の失業者が発生したことにより、16世紀の英国で初めて政府主導の救貧行政が実施された。英国ではその後も制度の拡充が図られ、革命など社会の混乱が生じなかったことから、欧州の他国も「貧民を救済することによって社会秩序が保たれる」との認識が広まり、こぞって類似の制度を導入した。
これに対し日本にはこのような歴史を有していない。
「働かざる者食うべからず」
貧困の公的救済に関する歴史に詳しい奈良大学教授・木下光生氏は、「日本の社会は恒常的で十分な生活保障を良しとする歴史的教訓を積み重ねてこなかった」と主張している。
木下氏によれば、江戸時代、貧困に陥った者が村の公的救済を受ける場合、金銭的な負担のない施しよりも低利な貸し付けをあえて選ぶことが多かったという。「タダで助けてもらう」ことに対する忌避感が社会全体に広がっていたからだろう。
労働に対する社会の価値観も公的救済についての考え方に影響を与える。
日本の庶民史に詳しい歴史民俗学研究会代表の礫川全次氏によれば、「戦後の奇跡の復興という成功体験によって、日本人の間で『勤勉性』という価値観は不動のものになった」という。1970年代から欧州では「勤勉」は反社会的な行為であるとの考え方が広まったのに対し、日本では過労死など数々の社会問題を生み出してもなお「勤勉」に対する評価が変わることはない。
「働かざる者食うべからず」という格言は新約聖書の一節に由来する。聖パウロがキリスト教の信者に対して怠惰な生活ぶりを戒めるくだりがもとになっているが、キリスト教徒の比率が1%程度に過ぎない日本で、この教えが本家以上に堅く守られているのはなんとも皮肉な話である。
しかし愚痴を言っているばかりでは何も始まらない。
全文はソース元で
4/12(日) 11:32配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200412-00619800-shincho-soci
国民の貯金額把握してるからじゃね
やってるフリのが悪質ですが。
国難の時に、企業や事業体に「休業補償」するアホ国家はないだろう。
国家というものは、国民・領土・主権の3つで成り立ってるのだ。
今回、必要で、かつ為すべきことは、この3つの内の一つ「国民」の生活を保障することだよ。
つまり、休業して収入が無くなった社長以下社員全員への生活保障だよ。
すでに経済に詳しい者によって、
国民一人1律月に15万円を1年間支給すれば、コロナは乗り切れるという試算が出てる。
休業補償あるじゃん。
世界的に見ても手厚いだろ
勝手にきめつけるな、しね
天災地変だしな
その言葉は不労所得で食べてる金持ちに向けて言われた言葉であって
弱者に向けて言われてるのはニッポンだけじゃなかったっけ?
そうだよ
もともとは資本家に向けて言われた言葉
自民党政府は過去2009年にリーマンショックの景気刺激策として
定額給付金を1万2000円(65歳以上そして18歳以下には2万円)をばら撒いた事がある。
だから単に海外に金ばら撒き過ぎて金が無いだけだよw
安倍自民党政府は国民には厳しいけど外面はいいからなw
国会議員のほとんどは「食うべからず」ってことになるね
日本政府が国際代表社交クラブの元締めとしてしか機能していないから
国民は自分らが国際社交クラブで恥をかかないための養分でしかない
だから一度日本政府には血の粛正が必要だって言ってるの
「働かざるもの食うべからず」
感染者を招き入れ働きづらい状況をつくったうえでこれは無い
コロナに気をとられる事無く安心して働ける環境をつくるのが先だぞ
己が招いた責任を棚上げし国民に無理強いするスタンスはいただけない
国民を疫病にかかっても自由に殺して排除できる家畜かなんかだと思っているのか
答は簡単。
安倍が、国民の血税を大好きなバラマキの為の私有化し、私有化し続けたいから。
中国人の為に使うから
https://youtu.be/oFgIaNKA4Gs
自民党の有力若手衆議院議員によれば、政務調査会の場で「休業補償を実施すべきだ」と主張したところ、「働かざるもの食うべからず」という自己責任論を振りかざす議員が圧倒的多数を占め、賛同者はほとんどいなかったという。
ダメだこりゃ